【第3回】アピールできるタイトルデザイン

デザイン

ArkのデザイナーのKです。弊社では紙媒体やWEB制作を行っています。

前回に引き続き、チラシ制作の依頼があったという想定で、制作プロセスごとにデザイナーがどのように考えながら制作するかをご紹介します。

目立つタイトルをつくる

タイトルは、チラシの内容を端的に伝え、読者に興味をひかせる、一番大切な役割があります。

セミナーの趣旨に沿いながら、タイトルがもっとも目立つように親しみのあるデザイン処理をしていきます。

最初に、バランスを整えながらサブタイトルとメインタイトルの大きさを決めます。次に、ポイントと考えていた「簡単」を目立たせる処理をしました。

これだけではあまり目立たないので、さらに工夫をします。「エクセル」の文字をアピールするためにアルファベットの「Excel」を追加します。

「Excel」というアルファベットは、一般的に馴染みのある言葉で、表計算のアプリということを連想させることができると思います。そこで、「Excel」が一番目立つよう大きく配置しました。

カタカナだけのタイトルよりも目立つようになりましたが、気になったのが小文字部分の「xce」です。小文字の場合にできてしまう上のスペース(点線部分)がもったいないです。そこで、「xce」だけをさらに大きくしました。そうすると、「Excel」がさらに目立つよようになり、タイトル全体も目立つようになりました。

また、空いている小文字の上にスペースに「全2回」を入れました。

今回のまとめ

チラシの内容を一目で伝えるタイトルは、デザイナーにとって一番考え、時間をかけ、工夫する部分です。原稿では「エクセルセミナー」とカタカナでしたが、目立つようにアルファベットを追加したり、小文字を大きくするなど細やかな工夫をしています。

タイトルデザインがうまくいくと全体的にクオリティ高くなり、訴求力が高いチラシとなります。

カテゴリー

ALL お知らせデザイン