【第1回】原稿を読み解く

デザイン

ArkのデザイナーのKです。弊社では紙媒体やWEB制作を行っています。

2023年、某大学様が行っている講座パンフレットのリニューアルを担当させていただきました。結果として、受講者数の増加、認知度の向上があったとうれしいお声を頂き、現在も継続して担当させていただいています。

そこで今回から集客などの目的を達成するために、デザイナーがどのようなことを考えながら制作しているかをご紹介させていただこうと思います。

受講者を集める目的で架空のチラシ制作の依頼があったという想定で、制作プロセスごとに投稿していく予定です。サンプルとして制作したチラシがこちらです。

クライアント様から頂いた原稿(サンプル)はこちら。

原稿から読み解く

最初に原稿を熟読し、このセミナーのポイントを理解します。このポイントとは、デザインでアピールする部分、わかりやすく伝えるための工夫が必要な部分です。

●初心者が対象→親しみやすいデザイン?

●業務効率が簡単にできる→「簡単」は要アピール!

●セミナーが2回連続→わかりやすく!

●受講料が無料で予約が必要→「無料」要アピール!

●具体的対象が3タイプ→まずこの人たちにひっかかるようにしよう!

●特徴が3つ→目立たせよう!

このことを意識しながら次のプロセスに移ります。

今回のまとめ

原稿を理解することは、クライアント様のご希望を理解することです。

ここを間違えると大きな修正となってしまいます。また、デザインをしていくと、どうしたらいいかわからなくなったり、迷ったりすることがあります。その時は原稿をじっくり読み返し、クライアント様は何を伝えたいのか、どうすれば読者に伝わるのか、見落としていたポイントはないか、を探り続けます。

デザイナーにとって原稿は単なるテキスト情報だけでなく、クライアント様を理解するもっとも重要なツールなのです。

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